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不動明王立像

不動明王はもともとはインドの神様ですが、仏陀釈尊の教えに感銘を受けて仏教の守護神となりました。その御力はとても強く、不動明王を御本尊として勤める護摩会には大きな功徳があるとされています。
その功徳は多岐にわたり、特に息災・増益に優れていると云われています。息災とは悪いことや病気を防ぎ、平安な毎日を送れるように願うことです。また増益とは良いことが続き、様々な願いが叶うようにと願うことです。

当堂のご本尊は弘法大師空海の一刀三礼による霊石不動尊となっております。
しかしながら宇多天皇の勅使により封じられて後、現在本堂中央に安置されている木造不動明王立像を拝することとなっております。


弘法大師空海

本堂向かって右手に安置されている弘法大師空海像です。
弘法大師空海は日本に密教を持ち帰った真言宗の開祖です。生没年は774年から835年とされています。
弘法大師空海は皆さまからは「弘法さん」として毎月21日に東寺で行われている市場が有名ではないでしょうか。


役行者(役小角)

本堂向かって左手に安置されている役行者像です。
役行者は別に神変大菩薩とも呼ばれる実在の人物で、修験道を開いた祖師です。生没年は634年から701年とされています。また生誕地は現在の奈良県御所市茅原付近であると考えられています。
『続日本記』『日本霊異記』『今昔物語』にも記述があり、その行動は呪術的・超人的でありその影響力の強さが感じられます。
当堂には大峰山へ向かわれる山伏さんがお参りになるなど、修験道との強い繋がりを伺うことができます。


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